こんにちは。IMACARA (イマカラ)です。
初めての動画作りは、テーマ決めから撮影、編集など、分からないことばかりで不安ですよね。
本記事では、YouTube初心者の方でも迷わず動画作成を進められるように、必要な手順やコツを一つひとつ丁寧にお伝えします。順番通りに進めるだけで、誰でも簡単に魅力的な動画が作れるようになりますよ!
目次
動画のテーマと企画を決めよう
視聴回数を伸ばすためには、「視聴者が本当に知りたいこと」「興味を持ちやすいテーマ」を選ぶのがポイント。あなた自身が楽しめる内容であることはもちろん大切ですが、多くの人にとって役立つ、または共感を得られるテーマにすることで、安定した人気が集まりやすくなります。
視聴者が「見たい!」と思える魅力的なテーマの見つけ方
視聴者の関心を引くテーマを見つけるためには、以下のポイントを押さえましょう!
人気ジャンルを調査する方法
トレンドや人気のあるジャンルを把握することで、視聴者の関心を集めるテーマを見つけることができます。以下の方法で効率的に調査しましょう!
無理なく継続できて、視聴者の共感を得られる企画作りのコツ
視聴者の共感を得るためには、以下の点に注意して企画を立てましょう。
台本作成と動画構成のコツ
YouTube動画を効果的に作成するためには、視聴者に伝わりやすい台本作成と魅力的な動画構成が重要です。以下に、具体的な方法と事例を交えて解説します。
わかりやすい台本の作り方
動画の目的や視聴者層を明確に定めることで、内容の焦点が定まり、
効果的なメッセージを伝えることができます。
「20代〜30代の料理初心者が15分で作れる簡単パスタレシピを教える」
- 対象:料理初心者の20代〜30代
- 目的:短時間で作れるレシピの発信
- 価値提供:時間節約と料理スキルの向上
構成を考える
動画全体の構成は、視聴者を飽きさせずに最後まで見てもらうための設計図です。
一般的にはオープニング、本編、エンディングの3部構成が基本です。
オープニング(導入)
動画の冒頭15秒が非常に重要と言われています。ここで視聴者の興味を引きつけられなければ、離脱されてしまう可能性が高まります。例えば、「〇〇の裏技を大公開!」といった驚きの言葉で始めたり、動画のハイライトシーンを短く見せるなどの工夫が考えられます。また、動画のテーマや内容を冒頭で明確に伝えることも重要です。
本編(主要内容)
構成を考える際には、伝えたい情報を整理し、論理的な流れを作ることを意識しましょう。箇条書きや見出しを活用して、情報を分かりやすく提示するのも有効です。チュートリアル動画であれば、ステップごとに区切って説明する、レビュー動画であれば、商品の良い点と悪い点を明確に分けて解説するなど、目的に合わせた構成を検討しましょう。
エンディング(まとめ)
動画の最後に、内容を簡潔にまとめ、視聴者にどのような行動を取ってほしいかを明確に伝える(Call to Action:CTA)ことが重要です。例えば、「チャンネル登録をお願いします」「関連動画もチェックしてみてください」といった具体的な指示を出すことで、視聴者のエンゲージメントを高めることができます。

このような構成により、視聴者はスムーズに情報を受け取ることができます。
詳細な台詞と指示を書く
詳細な台詞と指示を台本に書き込むことで、撮影現場での出演者の動きや話す内容が明確になり、スムーズな進行につながります。また、編集担当者に対して、Bロール映像の挿入箇所やテロップの表示タイミングなどの具体的な指示を伝えることで、意図した通りの動画に仕上げることができます。
撮影準備と必要な機材を揃えよう
動画制作を始める際、適切な機材の選定と撮影環境は、作品の品質を大きく左右します。
以下に、初心者向けの具体的な機材の選び方や、撮影場所の整え方について詳しく解説します。
初心者向けおすすめ撮影機材(スマホでもOK!)
初めて動画制作に取り組む場合、高価な機材を揃える必要はありません。現在のスマートフォンは高性能なカメラを搭載しており、十分に高品質な映像を撮影できます。
- iPhone 15 Pro以降:4K/60fps撮影対応、シネマティックモード搭載
- Google Pixel 8以降: 低照度環境に強い
- Samsung Galaxy S24シリーズ: AI補正で鮮明な映像が撮影可能

新品を購入しても良いですが、
メルカリなどのフリマサイトで中古美品から購入する方も多いです!
スマホ用三脚|撮影の安定性を高める必須アイテム
スマホ用三脚とは、スマートフォンで写真や動画を撮るときに使う、3本の脚がついたスタンドのことです。スマホをしっかり固定できるため、撮影中の「手ブレ」を防ぐことができます。
セルフ撮影が簡単になる
セルフタイマーやリモコンを使えば、自分も簡単に撮影に参加できます。
さまざまな角度や高さ調節が可能
三脚の脚や角度を自由に変えて、好みの位置やアングルで撮影できます。
- JOBY GorillaPod(メルカリ中古):どこにでも設置できる柔軟な脚が特徴です!
スマホジンバル|撮影の安定性を高める必須アイテム
スマホ用ジンバルとは、スマートフォンで動画を撮影する際に、手ブレを防いで滑らかで安定した映像が撮れるようにするための撮影機材です。
自動で追従する機能
AIで人物や対象物を追いかけて、自動的にカメラの方向を調整します。
多彩な撮影モード
パノラマ撮影やタイムラプス、スローモーションなど、多様な撮影が楽しめます。
一眼レフカメラ|動画の品質がぐっと上がるアイテム
一眼レフカメラとは、プロやカメラが好きな人がよく使う本格的なカメラで、写真や動画をスマホよりもずっと高画質で撮れる便利なアイテムです。スマホで撮影すると手軽ですが、画質や表現力にはどうしても限界があります。一眼レフカメラを使えば、映像がきれいで鮮やかになり、映画やプロが撮ったような本格的な映像を撮ることができます。
背景をぼかした撮影ができる
被写体を際立たせるような、プロっぽい雰囲気のある映像が撮れます。
交換レンズで自由な撮影が可能
広く撮ったり、遠くをアップに撮ったりと、自由にレンズを交換して撮影できます。
照明|動画の品質がぐっと上がるアイテム
照明とは、写真や動画を撮るときに対象物を明るく照らすためのアイテムです。スマートフォンやカメラで撮影するとき、明るさが足りないと画質が落ちたり、暗くてぼんやりした映像になってしまいます。そんな問題を解決するのが「照明」です。
印象が明るくなる
人物の顔や対象物が明るくなるため、表情や商品などが見やすくなります。
撮影シーンが自由になる
夜間や室内など、自然な光が少ない場所でもきれいに撮影できます。
マイク|動画の品質がぐっと上がるアイテム
マイクとは、声や音をはっきりクリアに収録するためのアイテムです。スマホやカメラ内蔵のマイクでも音は録れますが、周囲の雑音が入りやすく、声が小さくなったり音がこもったりすることがあります。撮影時に外付けのマイクを使うと、動画の音声がぐっと聞き取りやすくなり、映像全体の質がアップします。
動画の印象がプロっぽくなる
音声がクリアだと映像自体も見やすく感じられ、視聴者に良い印象を与えます。
聞き取りやすさが向上する
視聴者にストレスなく内容が伝わるので、動画の満足度や評価が上がります。
動画編集用パソコン|動画の品質がぐっと上がるアイテム
動画編集に最適なパソコンとは、撮影した動画をサクサクと編集・加工できる性能があるパソコンのことです。スマホでも動画編集はできますが、より本格的な映像を作りたい場合、性能が高いパソコンを使うと作業がスムーズに進み、仕上がりの品質も格段にアップします。
高画質でスムーズな動画が作れる
動画の再生や編集が途切れることなく、滑らかで美しい映像が完成します。
複雑な編集もラクにこなせる
特殊効果や複数の映像の合成、テロップ入れなどもスムーズに行えます。
いよいよ動画を撮影!
動画撮影は、計画的な準備と工夫によって、視聴者にとって魅力的なコンテンツを作成することが可能です。以下に、具体的な事例を交えながら、撮影時のポイントを解説します。
カメラに向かって自然に話すためのポイント
視線の固定
カメラのレンズをしっかりと見つめることで、視聴者とのアイコンタクトが生まれ、親近感や説得力が増します。液晶画面を見てしまうと視線がずれ、視聴者に違和感を与える可能性があります。
プロンプターの活用
原稿を見ながら話す際、プロンプターを使用すると視線を固定しやすくなります。
これにより、カメラ目線を保ちながらスムーズに話すことが可能です。
練習と自己チェック
事前に話す内容を練習し、録画して自分の話し方や表情を確認することで、改善点を見つけられます。これにより、本番でのパフォーマンスが向上します。
撮影を効率よく進めるコツ
カットの長さを意識する
1カット7~10秒を目安に撮影し、余分に数秒間撮影しておくことで、
編集時に手ブレや不適切な部分をカットしやすくなります。
カメラの動きをゆっくりと
カメラをゆっくり動かすことで、映像がスムーズで見やすくなり、
視聴者に安心感を与えます。急な動きは避け、安定した映像を心掛けましょう。
ズームの使用を控える
ズーム機能は映像がブレやすくなるため、被写体に近づいて撮影することで、安定した映像を得られます。撮影者自身が動くことで、視聴者にとって見やすい映像を提供できます。
動画編集の基本とおすすめツール
撮影が終わったら次は編集作業です。初心者の方には、まずスマートフォンで完結できる動画編集アプリを使ってみることをおすすめします。最近のスマホ用編集アプリは驚くほど高機能で、ちょっとした工夫でおしゃれな動画を簡単に作成できます。
初心者でも簡単に使える編集ソフト紹介
代表的な無料アプリとしては、次のようなものがあります。
- CapCut(キャップカット)
初心者でも扱いやすい直感的な操作性で人気の無料編集アプリです。テンプレートやエフェクトが豊富で、SNS映えする動画を手軽に作れます。TikTokで有名なByteDance社が提供しており、字幕入れや音楽追加など基本機能は一通り備わっています。 - VITA(ヴィータ)
無料で高品質な動画編集ができると評判のアプリです。オシャレなフィルターやBGM、テキストアニメーションなどもプリセットから選ぶだけ。スマホ一本でプロ並みの仕上がりを目指せます。 - InShot(インショット)
こちらも人気の動画編集アプリで、カット編集やテロップ挿入、スタンプ・絵文字の追加などが簡単にできます。無料版でも多くの機能が使え、InstagramのリールやYouTubeショート向けの縦動画編集にも適しています。 - iMovie(アイムービー)
iPhone/iPadユーザーであれば、Apple標準のiMovieアプリも簡単に使える編集ツールです。テーマを選んで動画と写真を組み合わせるだけで一本の動画が作れるなど手軽ですが、機能は必要最低限で高度な編集には不向きです。
パソコンで編集する方法(無料・有料ソフトの選び方)
本格的に凝った編集をしたい場合や、長尺の動画を作る場合はパソコンでの編集が必要になってきます。PC用の動画編集ソフトには無料のものから有料のプロ仕様ソフトまで様々あります。それぞれ特徴があるので、初心者に定番のソフトをいくつかご紹介します。
無料で使える編集ソフト
- DaVinci Resolve(ダビンチ・リゾルブ)
高性能な無料ソフトとして最も有名です。ハリウッド映画のカラーグレーディングにも使われるほど色調補正に強く、カット編集・BGM挿入・テロップ入れなど動画編集に必要な機能が無料版で一通り使えます。「無料とは思えないほど高機能」で、使いこなせればできないことはほぼないとも言われます。ただし要求スペックはやや高めで、初心者には慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。 - AviUtl(エービーユーテル)
国産の老舗無料ソフト。シンプルな作りですが、有志が開発した豊富なプラグインを組み込むことで高度な編集も可能です。Windows専用で、導入や環境設定にやや知識が必要ですが、根強いファンが多いソフトです。 - iMovie(アイムービー)
Macユーザー向けの無料編集ソフトです。直感的なドラッグ&ドロップ操作で初心者に優しい反面、できることは限定的です。簡単なカット編集やテロップ付け程度なら問題ありませんが、本格的な編集には物足りなくなるでしょう。
有料の編集ソフト
- Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)
業界標準ともいえるプロ向け編集ソフトです。高度な編集機能が揃い、多くのYouTuberやテレビ制作現場でも使われています。ただし月額課金制でコストがかかり、操作も初心者には複雑なので、必要性を感じてから導入すると良いでしょう。 - Final Cut Pro(ファイナルカット)
Mac専用の有料ソフトで、Appleが提供しています。直感的な操作性とMacとの親和性が高く、4K編集などにも強いです。買い切り型で約3~4万円と高額ですが、本格的に映像制作をするなら心強いツールです。 - Wondershare Filmora(フィモーラ)
初心者から中級者に人気の有料編集ソフトです。Premiereほど高機能ではありませんが、その分UIがわかりやすく、トランジション(場面切替効果)やテロップのテンプレートも豊富です。比較的安価で買い切り版もあるため、これから編集を頑張りたい方の入門ソフトとして適しています。
基本的な編集テクニック(カット、テロップ、BGM挿入)
カット編集
カット編集は、動画の不要な部分を削除し、必要な部分だけを繋ぎ合わせる作業です。これにより、動画のテンポを調整したり、内容を分かりやすくしたりすることができます。
① 動画編集ソフトに素材となる動画を取り込みます。
② 動画を再生し、カットしたい箇所を見つけます。
③ カットしたい箇所の始まりと終わりをそれぞれ指定し、不要な部分を削除します。
④ 残った部分を繋ぎ合わせ、必要に応じて前後のクリップの長さを調整します。
⑤ プレビューで確認し、問題がなければ完了です。
- テンポ
動画のテンポを意識し、間延びしている部分や不要な部分をカットすることで、
視聴者を飽きさせないようにしましょう。 - トランジション
カットとカットの間を滑らかに繋ぐために、
トランジション(場面転換効果)を使用するのも効果的です。 - ジャンプカット
同じ場所で撮影された映像を部分的にカットし、
時間経過や場面転換を表現するテクニックです。
テロップ挿入
テロップは、動画内に文字情報を表示する機能です。
話している内容を文字で表示したり、重要な情報を強調したりする際に使用します。
① 動画編集ソフトのテロップ機能を選択します。
② 表示したい文字を入力し、フォント、サイズ、色などを調整します。
③ テロップを表示するタイミングと表示時間を設定します。
④ 必要に応じて、テロップにアニメーション効果を追加します。
⑤ プレビューで確認し、問題がなければ完了です。
- 視認性
テロップの文字色や背景色を調整し、視聴者が読みやすいように工夫しましょう。 - タイミング
テロップを表示するタイミングと表示時間を適切に設定し、
視聴者が情報を理解しやすいようにしましょう。 - デザイン
動画の内容や雰囲気に合わせて、フォントやデザインを選びましょう。
BGM挿入
BGM(バックグラウンドミュージック)は、
動画の雰囲気を高めたり、感情を表現したりするために使用します。
① 動画編集ソフトにBGMとなる音楽ファイルを取り込みます。
② BGMを動画のタイムラインに配置し、開始位置と終了位置を調整します。
③ BGMの音量を調整し、動画の音声とバランスを取りましょう。
④ 必要に応じて、BGMにフェードイン・フェードアウト効果を追加します
⑤ プレビューで確認し、問題がなければ完了です。
- 曲の選択
動画の内容や雰囲気に合ったBGMを選びましょう。 - 音量調整
BGMの音量が大きすぎると、動画の音声が聞こえにくくなるため、
適切な音量に調整しましょう。 - 著作権
著作権フリーのBGMを使用するか、著作権者に許可を得て使用しましょう。
動画をアップロードしよう
以下に、具体的な手順と効果的な設定方法を詳しく解説します。
YouTubeに動画をアップする手順
YouTubeにアクセスして、ログインする
まず、YouTubeのウェブサイトにアクセスし、Googleアカウントでログインします。
動画のアップロード
- 画面右上の「作成」アイコン(ビデオカメラの形)をクリックし、
「動画をアップロード」を選択します。 - 表示された画面で、「ファイルを選択」をクリックし、
アップロードする動画ファイルを選びます。
動画の詳細情報を入力する
動画のタイトル、説明、サムネイル、プレイリスト、視聴者向けの設定などを入力します。
公開設定を選択する
動画の公開範囲を「公開」「限定公開」「非公開」から選びます。
アップロードの完了
すべての設定が完了したら、
「公開」または「スケジュール」をクリックして、動画をアップロードします。
効果的なタイトル・説明文・タグの設定方法
視聴者の目を引くサムネイルを作るコツ
- 少ない文字数で分かりやすく
サムネイルに載せる文字は短く、動画の内容が一目で分かるようにします。 - タイトルと同じ言葉は使わない
サムネイルの文字とタイトルが同じだと冗長になるため、異なる表現を用います。 - フォントを大きくしてインパクトを与える
視聴者の目に留まりやすいように、大きくて読みやすいフォントを使用します。
収益化の基本知識(YouTubeパートナープログラムについて)
YouTubeで収益を得る代表的な方法は、YouTubeパートナープログラム(YPP)への参加による広告収入です。最近では投げ銭機能やグッズ販売など収益経路も多様ですが、まずは基本となる広告収入の仕組みと条件を押さえましょう。かつてYPPへの参加条件は「チャンネル登録者1000人以上、直近12ヶ月の総再生時間4000時間以上」でしたが、2023年より条件が緩和されました。
まとめ
本記事では、YouTube初心者でも動画作成がスムーズにできるよう、企画の立て方から撮影、編集、アップロードまでの手順を詳しく解説しました。視聴者が求めるテーマを設定し、台本や構成を整え、スマートフォンや一眼レフカメラなど適切な機材を選び、撮影時には自然に話すコツを掴むことで、魅力的な動画を作成できます。
編集ソフトは無料・有料を問わず初心者に使いやすいツールを紹介し、基本テクニックのカット、テロップ、BGM挿入の方法まで詳しく説明しました。動画の公開時には効果的なタイトルや説明文、サムネイル設定などを工夫することで、視聴者の目を引き、視聴回数アップにつながります。
YouTubeチャンネルを始めたけれど、
「どんな動画を作ればいいのかわからない」と悩んでいませんか?