こんにちは。IMACARA (イマカラ)です。
新しいトレンドやイベントが増えることで、チャンスが広がります。
本記事では、1年間を通じて「どの時期に、どんなイベントやキャンペーンを仕掛ければいいのか」をわかりやすくまとめました。具体的な販促アイデアだけでなく、準備期間やおすすめのSNS活用法など、ネットショップやフリマサイト両方で役立つポイントも徹底解説します。
最後まで読むことで、年間販促をバッチリ活用して、売上アップを目指しましょう!
目次
なぜ年間販促計画が必要なのか?
年間販促カレンダーを上手に使うと、季節や行事に合わせたキャンペーンを計画的に行えるようになります。こうした取り組みは、商品が売れるタイミングを逃さないだけでなく、準備期間に余裕が生まれるという大きなメリットがあります。

例えば、バレンタインや母の日などのイベントは、世の中が「プレゼントを準備しよう」と考える時期に自然と注目を集めやすいです。このとき、あらかじめ「いつ、どのアイテムをどう売るか?」と決めておけば、スムーズに商品の入れ替えや在庫管理ができます。さらに、SNSやブログ、メールマガジンなどの情報発信を一緒に行うことで、より多くの方にキャンペーンを知ってもらえるようになります。
そして、こうした販促を1回きりで終わらせず「年間を通じて継続して行う」ことがポイントです。1つ1つのイベントを丁寧に盛り上げていくうちに、新しいリピーターやファンが増え、ネットショップやフリマサイトでの売上アップにつながります。特に、小規模なお店や個人で出品をしている場合でも、タイミングを上手にとらえてキャンペーンを行うことで、大きな効果を期待できます。
年間販促カレンダー【早見表】
主要なイベントや行事を簡単にまとめた早見表です。季節の移り変わりを意識しながら、お店の在庫やキャンペーン内容を考えるときの参考にしてください。
イベント・行事 | 販促 | |
1月 | 新年・初売り・成人式 | お正月セール、福袋 初売りクーポン |
2月 | バレンタイン・節分 | バレンタインギフト 冬物クリアランスセール |
3月 | ホワイトデー・卒業・引越し | ホワイトデーギフト 新生活応援、引越しグッズ |
4月 | 入学・入社・新生活 | 新生活応援セット 学生・新社会人向け特集 |
5月 | ゴールデンウィーク・母の日 | 旅行用品・母の日ギフト 家族向けキャンペーン |
6月 | 梅雨・父の日 | レイングッズ、除湿用品 父の日ギフト |
7月 | 夏本番・海の日・夏祭り | 夏のボーナス商戦、浴衣 夏祭りグッズ、アウトドア用品 |
8月 | お盆・夏の終わり | お土産特集、夏物最終セール 残暑対策グッズ |
9月 | 敬老の日・秋分の日・SW(連休) | 敬老の日ギフト 秋物ファッション、健康グッズ |
10月 | ハロウィン・行楽シーズン | 仮装やパーティーグッズ 紅葉のおでかけ特集 |
11月 | ブラックフライデー サイバーマンデー 冬物立ち上がり | 時間限定セール ポイントアップ、クリスマス早割 |
12月 | クリスマス・年末セール | クリスマスギフト、福袋 年末カウントダウンセール |
1月|新年セール&初売り、新年のスタートダッシュ

1月は、新しい年のスタートを切る特別な時期です。
お正月や初売りセールが重なることで、「お得に買い物したい」「気分を一新したい」と考える人が多くなります。そんな1月に注目したいのが、以下のポイントです。
年が明けてすぐは、福袋や初売りセールなど、お正月ならではのお得なキャンペーンが注目を集めます。実際に「お正月セール」「新春セール」といったキーワードで商品を探すユーザーは多く、新年限定の特別感に惹かれてまとめ買いをすることもしばしばです。
年末年始で売れ残った冬物は、シーズンが過ぎる前にできるだけ処分しておきたいもの。1月は気温がまだまだ低い日が続くため、冬物を割引販売すると「もっと暖かいアイテムがほしい」「買い逃した」という人の購入意欲を刺激できます。
2月|バレンタイン商戦と冬物最終処分

2月といえば、毎年多くの人が胸をときめかせる「バレンタインデー(2月14日)」が最大の注目イベントです。手作りのお菓子やチョコレートに関心を持つ方が増えるため、ネットショップやフリマサイトでも「手作りキット」「ラッピング用品」といった関連グッズの検索数が高まります。さらに、恋人や家族へのプレゼントを探す人が多いため、アクセサリーやファッション雑貨といった“ギフトにぴったりのアイテム”をそろえておくと、より幅広い需要をつかむことができます。
また、2月後半に近づくにつれ、春物の販売が本格的に始まり、冬物を抱え続けると次シーズンへの切り替えが遅れてしまうことが多いです。そこで大切なのが「冬物ラストセール」。この時期に一気に割引やまとめ買いのセット販売を行うことで、在庫を減らしつつ新しい商品へスムーズにつなげることができます。
バレンタイン向けの商品ページや特集コーナーを作り、季節感のあるキーワード(「ギフト」「手作り」「ラッピング」など)を積極的に使いましょう。SNSなどでも「#バレンタイン」や「#手作りチョコ」などのハッシュタグを活用すれば、多くの人に見てもらいやすくなります。
2月後半からは春物への切り替えが始まるため、冬物アイテムを在庫整理する最後のチャンスです。コートやニットなどを割引販売すれば、「まだ寒い日が続くから、今からでもお得にゲットしたい」という人の心をつかめます。まとめ買いセールやクーポンなどを用意して、一気に在庫を減らす工夫をするのもおすすめです。
3月|卒業・ホワイトデー・春の訪れ

3月は、春の足音が近づくとともに「卒業」と「ホワイトデー」という大きなイベントが重なるため、ネットショップやフリマサイトでの需要が急増しやすい時期です。
まず、ホワイトデー(3月14日)。バレンタインデーのお返しを考える方が増えるため、お菓子やスイーツ、雑貨、アクセサリーなど多彩なアイテムが注目されます。特に、ちょっとしたお礼や感謝を伝えるための手頃な価格帯の商品は、プレゼント需要で動きが大きくなります。
続いて、卒業・新生活準備。3月は卒業シーズン真っ只中で、制服や学生グッズなどの処分や購入ニーズが高まります。また、4月に向けて引っ越しや新生活を始める人も多く、家具や家電の買い替えやアウトレット品を探す動きが増えます。フリマサイトなら価格を抑えつつ、まだまだ使える良質なアイテムがそろえられるため、新生活準備をする学生や社会人にとって魅力的な選択肢となるでしょう。
さらに、3月下旬からは春物ファッション・雑貨に注目が移ります。暖かい日が増えてくると、軽いアウターや華やかな色味のバッグ、靴といった春らしいアイテムに関心が高まります。店頭での値引きやオンラインセールも始まる時期なので、人気の商品は早めに完売することも珍しくありません。
バレンタインデーのお返しとして、スイーツや雑貨、ちょっとしたアクセサリーなどが人気を集めます。商品名や説明文に「ホワイトデー」「お返し」などのキーワードを入れておくと、検索やSNSで見つけてもらいやすくなります。恋人だけでなく、家族や友人に贈るケースも増えているため、幅広い価格帯の商品をそろえると良いでしょう。
3月は卒業シーズン真っ只中。制服や学生グッズの処分や買い替えが増えるため、中古品を探す方が多くなります。また、4月からの新学期や入社に向けて、家電や家具、ビジネスアイテムなどをそろえる動きが活発化します。まとめ売りやセット販売を行うと、消費者が購入しやすくなるでしょう。
3月下旬にもなると日差しが暖かくなり、春物のアウターや明るい色の洋服、バッグなどがほしくなる方が増えてきます。「春らしさ」を感じる写真やカラーを使うことで、季節に合った魅力的な商品ページを作ることができます。
4月|入学・入社シーズン

4月は、新しい学校や会社へと進む人が多く、人生の大きな節目を迎えるタイミングです。この時期には、入学・入社のお祝い需要が一気に高まり、文房具やカバン、スーツ、名刺入れなど、ビジネスや学習に必要なアイテムを探す方が増えます。特に、「初心者向けのまとめ売りセット」や「入学・入社福袋」のような形で商品を提案すると、これから新生活を始める人たちの目に留まりやすくなるでしょう。
また、2025年も例年どおりに桜が開花すれば、春レジャー・お花見グッズの需要が高まります。レジャーシート、ポータブルチェア、保冷バッグなどのアウトドア用品が注目され、お花見シーズンならではの盛り上がりを見せます。暖かい陽気の中で楽しむピクニックや遠足に向けて、便利グッズやワンポイントのおしゃれアイテムは特に人気です。
新生活を始める学生や社会人向けに、スーツやビジネスバッグ、学習関連アイテムなどをまとめたセット販売は特に人気です。また、購入に迷いがちな「初心者向けガイド」や「必要な物リスト」をつけると、安心して買ってもらえます。
桜の季節には、レジャーシートやポータブルチェア、保冷バッグなどのお花見・ピクニックグッズが売れやすくなります。写真や商品ページには桜や春らしいイメージを取り入れて、季節感を演出すると注目を集めやすいでしょう。
5月|ゴールデンウィーク(GW)と母の日

5月は大型連休であるゴールデンウィーク(GW)と、母の日という二大イベントが重なる時期です。旅行やアウトドアを楽しむ人が増え、感謝の気持ちを伝えるプレゼント需要も高まるため、ネットショップやフリマサイトでも幅広いジャンルの商品が動きやすくなります。
4月末から5月上旬にかけての連休は、レジャー用品や旅行グッズ、ホビーアイテムなどの需要が高まるタイミング。行楽地への移動や帰省にあわせて、配送スケジュールも混雑が予想されるため、「〇日までの注文でGW前にお届け」といった案内をしっかり行うと安心感につながります。
毎年5月中旬に訪れる母の日には、カーネーションといったお花やスイーツ、コスメ、ファッション雑貨など、幅広いジャンルでプレゼント需要が高まります。特集ページやハッシュタグ(例:「#母の日ギフト」)を活用すると、多くのユーザーに見つけてもらいやすくなるでしょう。また、「お母さんに感謝を伝えるメッセージカード付き」といった心づかいも好印象を与えます。
6月|父の日と梅雨対策

6月は、家族への感謝を伝える「父の日」と、
雨が多くなる季節ならではの「梅雨対策グッズ」に注目が集まる時期です。
母の日と比べるとやや存在感が薄いイメージがありますが、実際にはネクタイやビジネスアイテム、お酒やスポーツ用品など、さまざまなジャンルの売り上げが高まります。プレゼント選びに迷う人も多いため、価格帯や用途別に提案したり、セット販売やギフトラッピングサービスなどを用意すると、購入を後押ししやすくなります。
6月は雨の多いシーズンということもあり、レイングッズや除湿アイテム、室内干し関連の商品などが売れやすくなります。普段あまり注目されないアイテムも「今の時期に役立つ」という切り口で紹介することで、お客さんの興味を引きやすくなるでしょう。
7月|夏のセールと夏本番への準備

7月に入ると、気温も一気に上がって夏本番が近づいてきます。ネットショップやフリマサイトでは、夏物アイテムやレジャー用品がいよいよ動き始める時期です。
「サマーセール」や「クリアランスセール」の看板を掲げるお店が増え、Tシャツやサンダル、水着などの夏服が人気を集めます。猛暑になる前にお得な商品をゲットしたいというユーザーの心理を意識し、割引やまとめ買い特典などを展開すると効果的です。
キャンプやアウトドアスポーツ、海水浴など、夏ならではのレジャーを楽しむためのアイテムは注目度が高まります。折りたたみ椅子やクーラーボックス、虫よけグッズなどをそろえておくと、多彩なニーズをキャッチしやすくなるでしょう。
8月|夏のピークとお盆シーズン

8月は夏休み真っ盛りで、海やプール、キャンプなどのレジャーを思い切り楽しむ人が増える時期です。子どもが夏休みの自由研究や思い出づくりに取り組むため、学習キットやクラフト用品の需要も高まります。さらに、花火や水遊びグッズといった夏ならではのアイテムは引き続き注目されるため、まだまだ“夏物”商戦は盛り上がりを見せます。
8月中旬には家族で帰省する人が増え、帰省先で配るお土産や手土産、実家で使う消耗品のニーズが高まります。また、お盆の準備として仏壇用のお供え物や関連グッズも動きがあり、故郷に想いをはせるこの時期ならではの需要が生まれます。
一方、連休後半には「そろそろ夏を締めくくりたい」という空気も漂い始めるため、在庫整理を兼ねた夏物クリアランスを行う店舗も少なくありません。
9月|秋へのシフトとシルバーウィーク

9月になると、暑さが少しずつ和らぎ、秋物ファッションや季節の行楽に目が向けられるようになります。お盆が終わり夏の余韻から切り替えたい人、涼しくなってから外出を楽しみたい人など、多彩なニーズが高まる時期です。
まだ残暑はあるものの、店頭やネットショップでは一足早く秋物が並びはじめます。薄手のアウターや長袖シャツ、落ち着いた色合いのバッグなどが注目を集めるため、「先取り感」を意識した商品紹介が効果的です。また、新学期のはじまるタイミングということもあり、学生向けの文房具や通学グッズを打ち出すチャンスでもあります。
9月には敬老の日や秋分の日が絡み合う連休、いわゆる「シルバーウィーク」が発生する場合があります(年によって祝日の並びが異なるため注意が必要です)。数日間まとめて休みが取れる場合は、旅行やレジャー、帰省が増えるため、関連グッズの売れ行きが上がる可能性があります。敬老の日に合わせて「おじいちゃん・おばあちゃんに贈るギフト特集」を組むのも効果的。温かみのある商品や健康グッズ、日常をちょっと便利にするアイテムなどが喜ばれる傾向にあります。
10月|ハロウィン&秋の行楽

10月は、気温がぐっと下がり秋の雰囲気が一気に深まる時期です。ファッションやインテリアも落ち着いたトーンのアイテムが好まれるようになり、さらに一大イベントであるハロウィンに向けたにぎわいも期待できます。
ここ数年、日本でもすっかり定着したハロウィンは、仮装パーティーやお菓子のやりとりなどで盛り上がるイベント。コスチュームやメイク道具、部屋を飾りつけるデコレーショングッズなどが注目されやすくなります。ハロウィン限定のパッケージや「おばけ」や「かぼちゃ」モチーフの商品を打ち出すと、一気に季節感を演出できて目を引きます。
また、お菓子や手作りキットなどの需要が高まるため、「トリック・オア・トリート」といったキャッチーな文言でSNSを活用すると、多くの人に興味を持ってもらいやすくなるでしょう。
10月は気温の変化が大きい季節で、ニットやジャケットなどの本格的な秋冬物が動き始めます。早めに冬支度を始めたいユーザーに向けて、新作のアウターやファッション雑貨を「季節先取り」という形でアピールすると効果的です。また、紅葉狩りや秋の味覚が楽しめる行楽の季節でもあるので、アウトドアグッズや行楽向けのランチボックス、ピクニックアイテムなどにも注目が集まります。
11月|冬物立ち上がりとブラックフライデー

11月は一気に寒さが増し、冬へのシフトが本格化するタイミングです。冬物ファッションやクリスマスの準備などが活発になるうえ、日本でも定着しつつある「ブラックフライデー」のセールイベントが注目されます。
11月前半になると、コートやブーツ、マフラーなどの防寒アイテムの需要が一気に高まります。さらに、暖房グッズや加湿器など冬に欠かせない家電も動き始め、早めに冬支度をしたい層をしっかりつかむことが大切です。
欧米発の大規模セール「ブラックフライデー」は、日本でも2010年代後半から多くの店舗やオンラインショップで実施されるようになりました。11月下旬にあたるこの期間は「年内最後のビッグセール」として浸透しつつあり、クリスマス需要に向けての買い物をお得に済ませようとする人が増えます。
12月|クリスマス&年末セール

12月は、1年の締めくくりとして最も盛り上がる時期の一つです。クリスマスを中心に、年末年始に向けての買い物意欲が高まりやすいため、ネットショップやフリマサイトにとって大きなチャンスとなります。
12月上旬から中旬にかけては、プレゼント需要やパーティー需要を狙った「クリスマスセール」が最盛期です。おもちゃやアクセサリー、雑貨、コスメなど、ジャンルを問わず贈り物に適した商品は特に動きが大きくなります。また、自宅でクリスマスを楽しむためのパーティーグッズやクリスマス限定の雑貨も人気。限定感や特別感を出すことで、一層注目を集めやすくなります
クリスマス以降は、年越しやお正月に向けた準備が始まります。大掃除グッズやお正月飾り、おせち関連用品などが動くほか、新年に向けて家電や家具を買い替える人も出てきます。さらに、年末にまとまったお休みを取る人も多いため、ネット通販での「買い納め」セールや「年末感謝祭」を展開すると、まとめ買いを促しやすいでしょう。
まとめ
ネットショップやフリマサイトで売上を最大化するには、年間を通じた販促計画が不可欠です。
本記事では、1月の初売りから12月の年末セールまで、
各月のイベントや商戦に合わせた販促アイデアを詳しく解説しました。
イベントに応じたキャンペーンやSNS活用方法を押さえることで、適切なタイミングで効果的に商品を訴求できます。また、事前に準備を整えることで、売り逃しを防ぎ、無駄な在庫を減らせるのもポイントです。
ぜひ、本記事の年間販促カレンダーを活用し、
計画的なマーケティング戦略で売上アップを目指しましょう!
ネットショップやフリマサイトで売上を伸ばすには、
季節や行事に合わせた販促計画がとても大切です!